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201202272353
CATEGORY[日常生活]
現在、3月4日まで丸の内の三菱一号館美術館にて、「ルドンとその周辺―夢見る世紀末」展が開催されています。


ルドンといえば、ファンタジウム1巻、二話目「フォース」にて、北條の友人加賀谷が館長をつとめる美術館で、開館にあたりルドン展が開催されたことを覚えていらっしゃるでしょうか。

今回改めて懐かしくなり展覧会に行かせていただきました。

オディロン・ルドン(1840-1916)は、印象派を初めとする画家たちの関心が外界の情景描写に向けられていた時代に、夢の世界に無限の可能性を見出しました。
本展は、ルドンの石版画集『夢のなかで』などを代表とする世界有数のルドン・コレクションを誇る岐阜県美術館の所蔵品により、混沌とした"黒"の世界から"色彩"へと変貌していくルドンの幻想世界を概観します。さらに、ルドンに影響を与えたギュスターヴ・モロー、アンリ・ファンタン=ラトゥールやポール・ゴーギャンなどの同時代人、また、ルドンの影響を最も強く受けたモーリス・ドニ、エミール・ベルナールを始めとするナビ派の作家やエドヴァルト・ムンクなど、ルドンに先駆け、後を受け継いだ画家たちの作品と併せて作品点数130点余により展観し、ルドンの世界の広がりと奥行きを辿ります。
本展に合わせ、三菱一号館美術館が新規収蔵した《グラン・ブーケ(大きな花束)》を展示します。ルドンが描いた最大級のパステル画でありながら、110年間フランスの古城に秘蔵されていた作品の本邦初公開となります。


とのことです。

第一部「ルドンの黒」、第二部「色彩のルドン」第三部「ルドンの周辺」という構成の展示になっていて、時期によってどういう絵の変遷をたどったかわかりやすかったです。
そして、黒の時代の蜘蛛、サイコロ?頭、など 怖いような絵のキャラグッズが並んでいるのもなかなか面白く。あの目玉の蜘蛛のTシャツ…着ろっていうことでしょうか…。
ファンタジウムに出ていた「目をとじて」もどんな絵かわかると思います。

黒の時代は怖いような幻想的な様子が、色彩の時代はその不思議で美しい色彩が。
幻想の画家・ルドン と言われるだけのことがある、と実感できますので、興味がある方は今のうちに行かれると良いのではないでしょうか。


そして、この展覧会、始まる前のサイトもかなり話題になりましたね。面白かったので詳しくはこちらを(笑)


そして、それとは関係有りませんが本日は杉本亜未先生のお誕生日でもありました。おめでとうございます!








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