写真はとあるマジシャンさんの道具達。 いかにもマジシャン、ですね。祖父を思い出します。 昨日、NHK総合で読字障害Dyslexia(ディスレクシア)についての番組病の起源 第4集 読字障害~文字が生んだ病~ が放映されました。 こういうことを扱われる事は大変珍しく、良のこともあり、とても興味深く視聴させていただきました。 番組では一通り、読字障害とはこんな症状である、ということと、脳の作りからの影響でこうなった、というような説明がありました。 脳のウェルニッケ野・ブローカー野、40、39野などの関係で(略)要するに、文字を認識して音声化する能力が乏しく、文字を絵として認識してしまう。(通常の人は字を左脳で処理するけれど右脳で処理しようとする) そのかわり、右脳が発達していて、建築関係や絵画など、特異な能力を発揮できる人が多い、ということでした。(意訳) そして、読字障害の方は、空間把握の能力が高い、ということなど。 しかし、こちらについてはどうなんでしょうか?私が素人知識で調べたことなので詳しくはないのですが、どちらかというと前後左右の感覚や方向感覚が低く、空間認識能力が低い、という風に聞きました。 これは自分がいるところの認識、ということなのでイメージとして見るものとは違う、のかどうかはわかりませんが。 空間認識能力についてはこちらの読字障害について、などにもかいてありました) とにかく、この症状についても人によって違うでしょうし、(重い、軽い、など色々あるようです)ひとことでは言い尽くせないものではありますが、人が文字を使うようになったからできたものであり、そうでなければ何の問題もないというのは、確かになあ、と思います。 また、こうやって語られているとやはり「障害」といういい方はちょっと違うような気もしますね。 他にも、今この症状に悩まされている方がどういう生活をしているかなども取り上げていただきたかったようにも思いますが(比較的優れている人がやはり取り上げられがちのような気がします)どちらにしろ、NHKに取り上げられるというのはすごいことです。 少しでも、こういうことが人々に認識されていくといいなあと思うばかりです。 (はじめてこちらのブログをご覧になる方へ>こちらは「ファンタジウム」(著・杉本亜未)というコミックスの、マジシャンでありながらもディスレクシア(発達性読み書き障害)でもある主人公のページです) PR
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